浜松で腰痛に特化した鍼灸院「ふかだ鍼灸整骨院」

腰痛は、実は心理的ストレスからの腰痛(ぎっくり腰)の場合も多いです。

明確な原因が特定しきれない腰痛を非特異的腰痛といいます。非特異的腰痛は背骨(脊椎)の不具合と心理的ストレスが関係する脳機能の不具合が要因で起きると考えられています。

背骨(脊椎)の不具合は猫背姿勢や腰を反らした姿勢など、腰に負担のかかる姿勢や動作によって椎間板の中央にある髄核がずれることにより、腰回りの鈍重感や痛みが生じます。
体に合っていないヒールの高い履物で立ち続けると、腰を反らした姿勢になり、それだけで腰痛になる方もいます。

脳機能の不具合は、腰痛に対する不安や恐怖、仕事やプライベートでの人間関係でのトラブルなどの心理的ストレスが関係してきます。心理的ストレスが強くなると痛みを抑える脳内物質が分泌されにくくなり、痛みを感じやすくなります。

通常の消炎鎮痛剤などでの治療効果も乏しくなります。

脳内物質の分泌バランスが崩れてくると、自律神経のバランスが崩れ、腰痛のほかにも肩こり、耳鳴り、頭痛、眠れないなど様々な症状が現れやすくなります。


◆腰痛の回復を遅らせてしまう「恐怖回避思考」
腰を痛めてしまったことでこれから先も腰痛が悪化するのではないか?一生このままで治らないのではないか?と悲観的に考えてしまい、必要以上に動かさない、腰を過保護にしてしまう考え方です。

特に恐怖回避思考に影響が引き起こされやすいのが労働災害で生じた腰痛やぎっくり腰など、痛めたときに「安静にしなさい」といった脅迫的な情報が入り、ネガティブな感情を持つことで、自然と腰痛に対して悲観的な解釈をしてしまうようになります。不安や恐怖が生じて過剰な警戒心を持ってしまい腰痛を引き起こす動作を回避する行動をとるようになり、腰の機能障害を起こしてしまい、かつ感情が不安定になるという痛みの悪循環が作られます。

自分たちのように腰などを痛めてしまった患者さんと接するときは、この恐怖回避思考によって起こる悪循環に陥らないようにするために、腰痛に対する正しい情報を提供します。そうすることで不安や恐怖を取り除き、腰痛と向き合えるよう、そして回復へと導けるように心がけていきます。


当院ではその選択肢の一つとして鍼灸マッサージを提供しています。筋肉の緊張を緩め、血液の流れを促し、自律神経のバランスを整え、低下している体の働きを高め、自然治癒力の向上を図ります。

・安静にしていてもあまり改善しない
・痛み止めを飲んでも痛みがとれない

など、経過が思わしくない方は近所にある鍼灸治療院に話を聞いてもらうのも一つの選択肢だと思います。きっと汲み取ってくれる先生がいると思いますよ。

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