鍼治療に使う鍼(針)について
整形外科で使用する注射針は部位により異なりますが、多くの場合、直径が約0.3~0.5mm(30~25ゲージ)の針を使用しています。神経ブロックや硬膜外ブロックに多く使用される注射針には、0.4~0.7mm(27~22ゲージ)の太さの注射針を使用します。ちなみによく使われる洋裁用の針は約0.56mmです。
細い鍼ほど刺入痛が少ないです。
当院で使用する鍼は、セイリン株式会社のディスポーザブル製品(使い捨て)を使用します。当院では、長さ3cm~8cm太さ0.1mm~0.3mmの鍼を部位によって使い分けます。鍼灸師の見立て、訴えのある症状によって鍼を刺す深さは様々です。身体の部位によっても異なります。当院では主に0.18mmの鍼を使用します。